スマートメーターとRaspberry Piで電力計を作った
はじめに
直近のブログで何回か紹介してきましたが、自宅の電力メーターがスマートメーターになったので、Raspberry PiとWi-SUNモジュールを使って自宅全体で使用しているで電力量がどのくらいなのか、リアルタイムに表示する電力計を作りました。
これまでの準備や、実験の様子は次の通りです。
完成品
読んでいただいて期待外れだといけないので、完成品から紹介します。
リアルタイムに約3秒おきくらいで瞬間電力計測値を更新しています。
ソフトウェア
githubに公開しました。
(かなりやっつけで書いています。見にくくてごめんなさい。)
何か所か、環境に合わせて変更が必要です。
- Wi-SUNモジュールのデバイスファイル名
/dev/ttyUSB0ではない場合は、SERIAL_DEVICEの値を変更してください。
- スマートメーターのパスワード
BルートサービスのパスワードをSM_PWDに設定してください。
- スマートメーターの認証ID
Bルートサービスの認証IDをSM_RBIDに設定してください。
- 7セグのLED設定
SEG_A~SEG_Gまでが、7セグ部分です。一番上から時計回りにAからFで、Gが真ん中です。
SEG_Hがドットになりますが、今回は特に未使用です。
- 桁制御の設定
ダイナミック表示していますので、SEG_1からSEG_4で表示する桁を制御しています。
SEG_1が一番右(1の位)、SEG_2が10の位、SEG_3が100の位、SEG_4が1000の位です。
そのほか、githubのREADMEにも若干説明を書いておきました。
参考にしていただければと思います。